松井ゆか

ヨガインストラクター 服屋さんの販売員 化粧品販売

はじめて習った瞑想の時間が1番辛かった。そんなこともあるさ編

当時の私の気持ちは、このままだと自分がおかしくなってしまうと感じていました。

理由は、子宮外妊娠をしてしまい

子宮まで辿り着かずに左卵管で育ってしまった赤ちゃんを取らないと私の命も危険だとのこと急遽入院し即手術でした。

35歳のときでした。

子供が好きで将来は結婚しなくても子供ができたら産んで育てていきたいと夢を抱いていました。

手術台に乗せられ麻酔が効くまで震えと涙が止まりませんでした。

9年前の話ですが今も時々思い出し胸がぎゅーっとなります。

手術が終わり退院する日は

先生に取ってしまった赤ちゃんの写真見せてくださいと強引にお願いしました。

生まれてきて欲しかった気持ちと私のカラダの中にいてくれたことを忘れたくない気持ちでしたが、先生にはおススメしませんと何度も断られました。

写真に写っていた命をどのくらいの時間見せてもらったかは記憶がないのですが、私が今まで生きてきたどんな辛いことよりも1番辛い出来事になりました。

毎日泣きました。

お腹が大きくなって生まれてきてほしかった…

術後の痛みが取れてくるのも時間がかかりましたが、落ち込んだままだとダメだと感じている中、20歳くらいから独学で行っていたヨガを勉強しようと決意し日本で取得すると理由を付けていかなくなってしまう場合もあるのでインドネシアで教えてる日本人の方がいらっしゃることがわかりそちらで教わりました。

 

 

子宮外妊娠の手術は全身麻酔で行いましたので全身麻酔でホルモンのバランスを崩したのかストレスかで20kg太りました。

きっと両方かな。

まだ食べれるからいいじゃないと言われていましたが1食で4人前くらい食べてました。

食べ終わってお菓子食べたり起きてる時間は食べてました。

私ってこんなに食べれるんだってくらい食べてました笑

 

ヨガの勉強はポーズやヨガ教室での流れなども教わるのですが、私が1番辛かったのが瞑想の時間でした。

 

メンタルめちゃくちゃの中、瞑想や自分の心と向き合う方法、自分に必要のない思考を手放す方法、この時間が1番長く感じました。

今となっては受講して良かったですし瞑想が好きになっています。

いろんな方の瞑想方の本も参考にしています。

 

私が瞑想中に泣いたり息苦しくなって咳き込んだりグループの人に自分の悩みを吐き出さないといけない時間があり言い出せなくて泣いてしまったりしていたら

ヨガの先生が個別に話を聞いてくださり

子宮外妊娠をして子供を授かることができずに辛いという話を出来ました。

その話を誰かに聞いてもらうのは初めてでした。

そのあとに先生が教えてくれたのは執着を手放す方法でした。

心理学では正式な名前があるはずなのですが、

勝手に名付けるとしたら、

〝ボールペン手放したり手放さなかったり方〝

やり方は

目を瞑ってボールペンを握ります。

この時の私は子供が欲しかったけど授かれなかったという気持ちが強かったです。

この気持ちに対して手放したいか手放したくないか心で感じます。

手放したければボールペンを放します。

手放したくなければ手放さなくていいです。

私は手放しませんでした。

今やっても同じです。

何回も繰り返したり瞑想したり仲間と接していく中でそれでいいんだと感じれました。

今は辛いけど授かれなかった命のことを思い出すことが私には必要なことなんだと感じれました。

自分が良ければ他人が何を言おうが関係ありません。

何か言ってくる人はその人の心の問題なので私には関係ありません。

そのように考えることができるようになり元気になるのに半年かかりました。

このことは主人と結婚する前に隠し事はしたくなかったので全て話しました。

一緒に供養しに行こうと言ってくれた主人

そんな方と出会わせていただいた環境に感謝しました。

周りからはプロレスラーとなんで結婚したの?とか色々言われますが私からしたら今が平和に感じるくらいです。

なんとかしようと動けばなんとかなりますし生活しようと思えばいろんな手段を考えればいいだけだと強くなれたのも子宮外妊娠をしたことでヨガの勉強することになったからです。

 

私の場合は楽になる考えを生み出し楽しみ方を学べばいいだけでした。

もっと単純に生きていいんだと感じれました。

 

つぎは海で瞑想した後に起こった、当たり前のことなんだけど気にもしていなかったこと。を綴ってみます。